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sleepflower音盤雑記

洋楽CDについてきわめて主観的に語るブログ。

【この1曲】Dream Theater「The Looking Glass」(「Dream Theater」(2013))

ついでにドリーム・シアターの最新作「Dream Theater」からこの「The Looking Glass」という曲を取り上げたいと思う。何でこの曲をわざわざ取り上げるかというとズバリ「ラッシュにそっくり」だからである。元々ドリムシのメンバーはラッシュのファンで前身のMajesty時代に「YYZ」とかカヴァーしてるんだがこの「The Looking Glass」はラッシュの特定の曲に似てるというより「ラッシュがいかにも作りそうな曲」という感じで実に芸が細かい。そういう意味ではこの曲が「Dream Theater」というセルフタイトルアルバムに収録されているのは原点回帰とも言えるのではないだろうか。下の挿絵も何だかラッシュの「Power Windows」のジャケットを連想させる。

Dream Theater - The Looking Glass (Audio) - YouTube

しかしマニック・ストリート・プリーチャーズのように全く畑違いのジャンルのバンドが一生懸命ラッシュみたいな曲(「Journal for Plague Lovers」)を演奏するのは意表をついて笑えるんだがドリムシみたいに元々超絶技巧なメタルバンドがラッシュっぽく演奏すると今度は却ってラッシュとの差異が気になってくる。この曲も聴いていると「どうせそっくりにやるんだったらヴォーカルもゲディ・リーにそっくりなクラウディオ・サンチェス(コヒード&カンブリア)にやってもらばいいじゃんね」とかどうでもいいことを考えてしまう。いやジェイムズ・ラブリエが悪いわけじゃなくてラブリエのヴォーカルだからこその安心感というのは確実に存在するのだけれども。(ついでにこれこそ本当にどうでもいいんだけど何で同じJamesなのにマニックスのヴォーカルは「ジェームス」でラブリエは「ジェイムズ」なんだろうか)この曲で不満があるとすれば(すでに多数の人が指摘しているようだが)終わり方があまりに唐突すぎるところである。いきなり「ジャーン」って感じで終わるので「散々中盤で盛り上げておいてその終わり方はないだろう」という印象になる。ライブではどんな感じで再現されるんだろうね。