2014-01-01から1年間の記事一覧
今では純然たるポップス歌手のソフィー・エリス=ベクスターだが、彼女が日本の洋楽ファンに知られるようになったのはインディー・ロックバンドtheaudienceのヴォーカルとしてだったと思う。ブリットポップ後期にデビューしたバンドであるが、同時代の女性ヴ…
カタカナで書くと同じ表記になるゆえに紛らわしいバンドの筆頭はRushとLushであろう。こういうバンドはお互い音楽性が遠ければ遠いほどインパクトが強くてネタになる。CDを両方持っている人ってわたし以外にいるんだろうか(笑)。今カタトニアというと多分…
カイリー・ミノーグは今やマドンナと並ぶポップ・アイコンであるが、そのキャリアは女優としてのほうが先だった記憶がある。1986年に本国オーストラリアの人気ドラマ「Neighbours」のシャーリーン役で注目を浴び、歌手としては翌年の1987年に「Locomotion」…
今回、本来は「この2曲」なのだがワンセットで聴くべき曲だと思うのでここに取り上げるものである。リヴァプール出身のアナセマ(Anathema)というバンドのことは前々からドゥーム/ゴシック・メタルバンドとして名前だけは知っていたのだが実は先日まで彼…
洋楽を聴き始めの小学6年~中学1年の頃、いわゆるニューロマンティクスやシンセポップと言われるバンドには随分はまったものである。実際結構流行っていて「ミュージック・ライフ」のような洋楽誌でもデュラン・デュランやアダム&ジ・アンツ、ヒューマン…
ペリフェリーというバンドは全く偶然に、それも音楽と全く関係ないところから知ったバンドである。仕事でperipheryという単語の意味を調べたくてgoogleにかけたら「アメリカ合衆国メリーランド州出身のプログレッシブ・メタルバンド」というのが一番最初に出…
高校時代、なぜかモスクワ放送を聴くことがわたしの周りで流行っていた。当時、ウラジオストクに中継局があったせいかAMラジオでもかなりクリアに聞き取れたのである。旧ソ連時代の放送なのでアメリカの悪口ばかり言っているプロパガンダ的なニュース解説が…
学生時代の一時期、UKロックのトレンドから全く外れていた時期があった。ちょうど大学受験があったというのもあるが、なぜかマドンナや米国R&B(←というか当時ブラック・コンテンポラリーと言われていたもの)を聴いていた。当時スタイル・カウンシル(「The…
エコー&ザ・バニーメンはそれまでメタルやらチャート音楽やら手広く聴いていたわたしが中学2年の秋から本格的に英国ニューウェイヴにハマっていたころによく聴いていたバンドの1つである。というか英国NWにハマるきっかけがエコバニ(とU2)だったと言っ…
裏雑記にも書いたがこのポーキュパイン・トゥリーというバンドは前々から気になってはいたものの、名前を知った頃には既にたくさんアルバムが出ていたので最初に何を聴いたらいいのか分からず散々迷ったものである。例えばドリーム・シアターなら「Images an…
今ワン・ダイレクションというイギリスのボーイズグループが大人気らしい。洋楽人気が低迷しきっている現在の日本でCMにも出演するぐらいなのだから若い世代にはそれなりに人気なのだろう。日本だともう何十年も前からジャニーズ出身のアイドルグループ達が…
デフ・レパードは今ではNWOBHM(New Wave of British Heavy Metal)の代表格のように言われているがデビュー当時からアメリカ市場を意識しているようなところがあった。なんてったって「Hello America」なんてベタな名前の曲があるんである。そのせいか他のN…
わたしにとってポール・ウェラーはザ・ジャムの時代よりもスタイル・カウンシル時代のほうがなじみがあるのだが、どうもスタイル・カウンシルはザ・ジャムや現在のソロ時代の作品に比べると本国での評価が低いようで残念だ。まあ実際この時代のポール・ウェ…